宇宙にはまだ多くの謎が残されていますが、その謎の一つが暗黒物質の正体です。宇宙の27%を占めると考えられている暗黒物質は目で見ることができず、何でできているのかもわかっていません。もし暗黒物質が未発見の素粒子(超対称性粒子)であった場合、銀河の中心に集まって互いに衝突して電子などに壊れ、その電子が電波やガンマ線を放出している可能性があります。そのような信号の量を計算し観測することで、間接的に暗黒物質の正体を突き止めようと研究しています。
発表資料
- Indirect detection of Dark Matter with radio observation, (C. Kawai et al., International Conference on the Physics of the Two Infinities (ILANCE Conference), 2023年3月29日、京都大学)
- 電波観測を用いた暗黒物質の関節探索, (河井力、日本物理学会2022年秋季大会、2023年3月25日、オンライン)
- 電波観測による暗黒物質の間接探索, (河井力、日本物理学会2022年秋季大会、2022年9月8日、岡山理科大学)
- 電波・ガンマ線を用いた暗黒物質の探索, (河井力、日本物理学会第77回年次大会、2022年3月15日、オンライン開催)
- Indirect detections of DM using Radio and Gamma, (C. Kawai et al., Kashiwa dark matter symposium 2021、2021年12月2日、オンライン開催)
- Dark matter indirect searches using Radio and MeV gamma rays (ポスター), (S. Asai et al., Kashiwa dark matter symposium 2021、2021年12月1日、オンライン開催)